ネズミ対策に金網とネットは効果的?【目合い5ミリ以下が有効】3時間で完了!設置から点検まで解説
【疑問】
金網とネットはどちらが効果的なの?
【結論】
場所によって使い分けるのが最も効果的です。
屋外は耐久性の高いステンレス製金網を、屋内は見た目を重視して樹脂製ネットを選択するのがおすすめです。
金網とネットはどちらが効果的なの?
【結論】
場所によって使い分けるのが最も効果的です。
屋外は耐久性の高いステンレス製金網を、屋内は見た目を重視して樹脂製ネットを選択するのがおすすめです。
【この記事に書かれてあること】
ネズミ対策に金網やネットを使おうと考えているものの、どちらを選べばいいのか迷っていませんか?- 金網やネットの選び方は目合い5ミリ以下が重要なポイント
- 屋外はステンレス製、屋内は樹脂製ネットで見た目にも配慮
- 固定具は20センチ間隔で設置し、端部は2センチ以上折り曲げて補強
- 驚きの裏技で防御力を倍増させる5つの方法を紹介
- 設置後は月1回の点検で長期的な効果を維持
実は、効果的な防御には場所に応じた使い分けが重要なんです。
この記事では、金網とネットの正しい選び方から設置方法まで、具体的にお伝えします。
「この場所にはどちらを使えばいいの?」「設置の手順は?」そんな疑問にも、経験に基づいた確かな情報でお答えしていきます。
【もくじ】
ネズミ対策に金網とネットの設置を考えている方へ
目合いの大きさや材質、固定具の使い方など、基本をしっかり押さえて確実な防御を実現しましょう。
ネズミ対策に金網とネットの設置を考えている方へ
- 目合い5ミリ以下の金網とネットで侵入を完全防止!
- ネズミの侵入経路に合わせた「金網とネット」の選び方
- 安価な樹脂製ネットだけの対策はNG!数日で破られる
目合い5ミリ以下の金網とネットで侵入を完全防止!
ネズミの侵入を防ぐなら、まず目合いは5ミリ以下が絶対条件です。「どうせ大きなネズミしか来ないだろう」と油断して目の粗い金網を選んでしまうと、若いネズミがすいすいと通り抜けてしまうんです。
そして、その穴をみるみる広げられてしまいます。
実は、ネズミの体は驚くほど柔らかく、頭が通れば体も通れるという特徴があるんです。
「えっ、こんな小さな隙間から入れるの?」と思うような場所でも、体をぎゅっと縮めて進入してきます。
- 体の柔軟性が高く、頭が通れば体も通せる
- 若いネズミは体が小さく、わずかな隙間も通り抜ける
- 通り抜けた後、歯で穴を広げて仲間を呼び込む
- 一度の侵入で、次々と新たな経路を作られてしまう
ネズミの侵入経路に合わせた「金網とネット」の選び方
侵入経路によって、金網とネットの使い分けが必要です。「どちらを使えばいいのかな?」と迷ったときは、設置場所の特徴をよく見極めましょう。
床下や外壁との境目など、ネズミがかじる可能性が高い場所には、耐久性の高いステンレス製の金網がおすすめです。
線径が0.8ミリ以上あれば、ネズミの歯にも十分耐えられます。
一方、天井裏や物置の中など、比較的かじられる心配が少ない場所では、樹脂製のネットでも十分な効果が期待できます。
ただし、引っ張り強度が300ニュートン以上のものを選びましょう。
「安いものでいいや」と妥協すると、すぐにボロボロになってしまいます。
- 床下や外壁:ステンレス製金網で強固な防御
- 天井裏や物置:樹脂製ネットで経済的に対策
- 換気扇周り:金網とネットの二重構造で確実に
安価な樹脂製ネットだけの対策はNG!数日で破られる
「とりあえず百円ショップのネットでいいかな」そんな気持ち、よくわかります。でも、それは危険です。
安価な樹脂製ネットだけで対策すると、あっという間にネズミに破られてしまいます。
ネズミの歯は鋭く、成長し続けるため、常に何かをかじる習性があります。
特に柔らかい樹脂製品は、まるでおもちゃのように次々とかじられていきます。
「これくらいなら大丈夫だろう」と思っていても、たった数日で穴だらけになってしまうんです。
- 歯が絶えず伸び続けるため、常にかじる習性がある
- 柔らかい素材は特に狙われやすい
- 一度かじられ始めると、その場所を集中攻撃される
- 穴が開いた箇所から仲間を呼び込んでしまう
金網で基礎的な防御をしっかり固めてから、補助的にネットを使うというのが正しい使い方なのです。
設置場所に応じた材質と固定方法
屋内外の条件に応じた防護材の選定と、確実な取り付け手順を詳しく解説します。
設置場所に応じた材質と固定方法
- 屋内と屋外それぞれの「最適な素材」を徹底解説
- 金網とネットの端部は2センチ以上折り曲げて補強
- 固定具は20センチ間隔で「ガッチリ留める」のがコツ
屋内と屋外それぞれの「最適な素材」を徹底解説
正しい素材選びが防護の成否を決めます。屋外では耐候性が最重要です。
必ず耐食性と強度に優れたステンレス製の金網を選びましょう。
線の太さは0.8ミリ以上が目安です。
一方、屋内では見た目も大切。
そこで耐候性のある樹脂製のネットがおすすめです。
屋内外それぞれの環境に合わせて、次の点に気を付けましょう。
- 屋外用:錆びにくいステンレス製で、雨風や紫外線に強い素材を
- 屋内用:引張強度300ニュートン以上の樹脂製ネットを選択
- 共通の注意点:目合いは必ず5ミリ以下のものを使用
金網とネットの端部は2センチ以上折り曲げて補強
端部の処理が甘いと、そこが弱点になってしまいます。金網やネットの端は必ず2センチ以上内側に折り曲げましょう。
これにより強度が増し、鋭利な切り口も隠れて安全です。
補強のポイントは以下の通りです。
- 折り曲げ幅は必ず2センチ以上確保する
- 角の部分は3センチ以上重ねてしっかり補強
- 折り目は直角にきっちり付けて隙間を作らない
- 端部同士の継ぎ目は10センチ以上重ねて固定するのがコツ
固定具は20センチ間隔で「ガッチリ留める」のがコツ
しっかりと固定することで、長期的な効果が保てます。ステンレス製のネジとワッシャーを使い、20センチ間隔で壁面にがっちり留めましょう。
固定具の取り付け方で重要なポイントをまとめました。
- ステンレス製の留め具を使って錆びを防止
- 四隅から均等に力をかけてたるみを防ぐ
- 壁との間に緩衝材を入れて建材を保護
- 3か月に1度は固定具の緩みをチェックして調整
金網とネットによる防御効果の比較
素材の特性を理解し、適切な組み合わせで隙のない防御を実現しましょう。
金網とネットによる防御効果の比較
- ステンレス製金網vs樹脂製ネット!耐久性の差
- 壁と床の防御力の差!設置方法で効果が変わる
- 天井と壁の境目!最も侵入されやすい場所の対策
ステンレス製金網vs樹脂製ネット!耐久性の差
ステンレス製金網は5年以上、樹脂製ネットは1年程度の耐久性があります。「どっちを選べばいいのかしら?」と迷いますよね。
それぞれの特徴をしっかり押さえましょう。
ステンレス製金網は、がっしりとした耐久性が魅力です。
「がりがり」とネズミが歯を立てても、びくともしません。
さびにも強く、雨風にさらされる場所でも安心です。
価格は少し高めですが、長く使えるため実は経済的なんです。
一方、樹脂製ネットは柔軟性が特徴です。
複雑な形状の場所でも「ぴったり」と密着させやすく、見た目もすっきりします。
ただし、ネズミの歯に弱いため、以下の場所での使用がおすすめです。
- 人の目に触れやすい室内の装飾的な場所
- ネズミの侵入リスクが低い補助的な防護エリア
- 定期的な点検と交換が容易な場所
- 金網との二重防護が可能な場所
壁と床の防御力の差!設置方法で効果が変わる
壁と床では、ネズミの動きが全く違います。「同じ方法で設置しても、なぜか効果に差が出る」という経験をお持ちの方も多いはず。
壁面では、ネズミは「すいすい」と垂直に移動します。
そのため、金網やネットの継ぎ目や端部の処理が特に重要になります。
「上から下まで一枚で」というのが基本ですが、それが難しい場合は重ね代を十分にとります。
床面では、ネズミの体重がもろにかかります。
「とことこ」と歩き回るだけでなく、「がりがり」とかじる力も加わるため、耐荷重性が最重要です。
- 床では目の細かい金網を二重に使用
- 壁との境目は10センチ以上の重ね代を確保
- 固定具は床面に特に多めに使用
- 床材との隙間は完全になくす
天井と壁の境目!最も侵入されやすい場所の対策
天井と壁の境目は要注意です。この場所は構造上、どうしても隙間ができやすく、ネズミにとって格好の侵入口となってしまいます。
まず、この部分には必ずステンレス製金網を使いましょう。
「しなやか」な樹脂製ネットでは、角の部分で隙間ができやすいためです。
金網は90度にしっかりと折り曲げ、両側3センチ以上を壁と天井に密着させます。
施工時のポイントは、順序にもあります。
- まず壁面の金網を天井まで伸ばして固定
- 次に天井の金網を壁に被せるように設置
- 境目は専用金具で補強的に固定
- 角の部分は特に入念に隙間をチェック
配管やコード類が通っている部分です。
これらの周りは特別な補強が必要になってきます。
金網とネットを使った5つの驚きの対策法
自宅にあるものを工夫して使うことで、より頑丈な防護策が実現できます。
金網とネットを使った5つの驚きの対策法
- 古い食用缶で金網を補強!耐久性アップの裏技
- ペットボトルで「隙間なし」の固定に成功!
- 金網の千鳥配置で目合いが半分に!防御力倍増
- 換気扇周りは「焼き網」で補強!熱にも強い
- 防虫網との組み合わせで「小さな害虫」も防止
古い食用缶で金網を補強!耐久性アップの裏技
使い終わった食用缶で金網をがっちり補強できます。「捨てるはずの缶が、こんなに役立つなんて」と驚くかもしれません。
缶は金属製なので、へこんでも強度が変わりにくい特徴があります。
缶を平らに叩いて広げれば、金網の裏側に当てる補強材として十分な強度を発揮するんです。
使い方は簡単です。
- 缶を良く洗って乾かします
- 金づちでコツコツ叩いて平らにします
- 金網より少し小さめにはさみで切ります
- 端を内側に折り曲げて角を丸めます
- 金網の裏に当てて固定具で留めます
「これなら安心して眠れる」というわけです。
ただし、缶の切り口は鋭利なので、必ず端を折り曲げて処理してください。
また、さびを防ぐため、缶の表面には防錆剤を塗っておくと長持ちします。
ペットボトルで「隙間なし」の固定に成功!
ペットボトルを輪切りにして作る固定用の輪っかが、金網をぴったりと壁に密着させる優れものなんです。「こんな身近な物で、すき間なく固定できるなんて」と目からうろこですよね。
ペットボトルは適度な弾力があるので、金網を壁にむにゅっと押しつけるように固定できます。
そのため、普通の金具で留めるよりも隙間ができにくいという特徴があります。
作り方はとてもかんたんです。
- ペットボトルを2センチ幅の輪切りにします
- 輪っかの片側に切れ目を入れます
- 切れ目から広げて、金網に通します
- ネジで壁に留めつけます
また、プラスチックの弾力が緩衝材の役割も果たすため、壁を傷つける心配も少なくなります。
ただし、直射日光が当たる場所では劣化が早いので、3か月ごとの交換をお忘れなく。
屋内なら半年から1年は問題なく使えます。
金網の千鳥配置で目合いが半分に!防御力倍増
複数の金網を重ねる際に、ずらして配置することで驚くほど防御力が上がります。「目の粗い金網しか手に入らない」という場合でも、この方法なら安心です。
金網を千鳥に重ねると、実質的な目合いが半分以下になるんです。
例えば、目合い1センチの金網を2枚重ねれば、5ミリの隙間までぐっと小さくなります。
まるで、網目が魔法のように細かくなるような感覚です。
配置のコツは以下の通りです。
- 1枚目の金網をしっかり固定します
- 2枚目は5ミリほどずらして重ねます
- 四隅から順に留めていきます
- 20センチごとに固定具で留めます
- 端の部分は特に念入りに固定します
「こんな簡単な工夫で、こんなにすごい効果が出るの?」と思わず感心してしまいますよ。
ただし、重なった部分は重みが増すので、固定具の数を通常の1.5倍に増やすことをお勧めします。
そうすれば、がっちりと安定した防御壁の完成です。
換気扇周りは「焼き網」で補強!熱にも強い
台所の換気扇周りには、なんと焼き網が大活躍します。「え?焼き網って、あの焼き肉用の網?」と驚くかもしれませんが、これが意外な特技を持っているんです。
焼き網は熱に強い特殊な加工が施されているため、換気扇からの熱や油煙に驚くほど強いんです。
普通の金網だと熱で変形しやすい場所でも、焼き網なら形状を保ったまましっかり防御してくれます。
取り付け方はこんな感じです。
- 換気扇の周囲を測ります
- 焼き網を適切な大きさに切ります
- 端を2センチほど折り曲げます
- 金網の外側に重ねて置きます
- ステンレスの留め具で固定します
しかも表面がざらざらしているので、ネズミが爪をかけても滑ってしまうという利点も。
ただし、さびには弱いので3か月に1回は防錆剤を塗るのを忘れずに。
これを守れば、1年以上もびくともしない防御壁として活躍してくれます。
防虫網との組み合わせで「小さな害虫」も防止
防虫網を金網の内側に重ねることで、ネズミだけでなく小さな虫まで寄せ付けない完璧な防御壁が作れます。「一石二鳥どころか、一度の作業で全ての侵入者をシャットアウト!」というわけです。
防虫網の目合いはとても細かいので、蚊やゴキブリなども通り抜けられないんです。
金網で大きな侵入者を防ぎ、防虫網で小さな侵入者を防ぐという、まさに鉄壁の二重防御になります。
設置のポイントは以下の通り。
- 金網より少し大きめに防虫網を切ります
- 金網の内側にぴったりと重ねます
- 端を5ミリほど折り返します
- 15センチごとに留め具で固定します
- たるみができないよう引っ張りながら留めます
「これで害虫の心配もなくなった」と、台所や換気扇周りの衛生面でも安心できますよ。
ただし、防虫網は3か月ほどで劣化するので、定期的な交換をお忘れなく。
張り替え時期の目安は、網を軽く押してへこみが残るようになったときです。
金網とネット設置時の重要な注意点
正しい手順で丁寧に設置することで、長期的な防御効果を発揮できます。
金網とネット設置時の重要な注意点
- 金網の切り口でケガ注意!必ず手袋を着用
- 通気性と防御力の「絶妙なバランス」が重要
- 雨水侵入防止!金網の接合部は防水処理を
金網の切り口でケガ注意!必ず手袋を着用
金網の切り口は思った以上に鋭くてとがっています。「ちょっとの作業だから大丈夫」と油断していると、すぐにケガをしてしまうんです。
作業時は必ず以下の防具を着用しましょう。
- 手のひらが厚手の革製の作業用手袋を使用(薄手の軍手は危険)
- 長袖の作業着で腕を保護(半袖だと腕をすりむく可能性大)
- 保護メガネで目を守る(切断時に細かな金属片が飛び散る)
- つま先が硬い靴を履く(金網を落とした時の防護に必要)
金網は見た目以上に危険なものなのです。
通気性と防御力の「絶妙なバランス」が重要
ネズミ対策と言っても、家の通気を完全に遮断してはいけません。「とにかく全部ふさげばいい」と考えがちですが、それは大きな間違い。
湿気がこもって家が傷んでしまうからです。
- 換気口周辺は目の細かい金網を二重にして通気を確保
- 床下や天井裏の通気口は必ず5か所以上開けておく
- 壁際の防湿通気口は3センチ四方の空間を残す
- 玄関まわりはすき間の高さを2センチ確保する
雨水侵入防止!金網の接合部は防水処理を
金網の接合部分は、雨水が染み込む危険があります。特に外壁に設置する場合は、がっちりと防水処理をする必要があるんです。
以下の手順で丁寧に施工しましょう。
- 接合部の重なり幅は3センチ以上確保する
- 金網と壁のすき間には防水テープを貼る
- 金網同士の継ぎ目は防水シールで処理する
- 固定具の周りもシーリング材で水が入らないように
まとめ:金網とネットで確実なネズミ対策を!選び方と設置のコツ
金網とネットを使ったネズミ対策は、素材選びと設置方法さえ押さえれば誰でも簡単に始められます。
屋外ではステンレス製金網、屋内では樹脂製ネットと使い分け、目合いは必ず5ミリ以下のものを選びましょう。
固定は20センチ間隔で行い、端部は2センチ以上折り曲げるのがポイントです。
設置後は月1回の点検を忘れずに行い、長期的な効果を維持していきましょう。
屋外ではステンレス製金網、屋内では樹脂製ネットと使い分け、目合いは必ず5ミリ以下のものを選びましょう。
固定は20センチ間隔で行い、端部は2センチ以上折り曲げるのがポイントです。
設置後は月1回の点検を忘れずに行い、長期的な効果を維持していきましょう。